直球勝負

ブログというグラウンドから「スポーツライター」を目指す男の訓練の場です!主にスポーツ中心ですが、たまには関係ないことも書くのかな・・・ 記事を読んで、様々な感情を抱く方もいらっしゃるかと思いますので、いろいろとコメントをもらえると有難いです。

生涯スポーツの考え方

 

 高校まで野球を続けてから、大学ではフットサル、確かテニスも少しプレーしただろうか。今でも、知人の紹介でソフトボールに参加している。普段の草野球以上に、リーグ戦の昇格・降格争いが熾烈なので、久々に緊張感を持っている。また、知らなかったルールや野球との違い(例:ランナーになった際に投手の投球が始まる前にリードをしてはいけない)に驚きながら、スポーツを楽しんでいる。

 しかし、出来ることならいつまでも続けたいものではあるが、環境や人間関係が変われば出来なくなってしまう。野球・ソフトボールは最低でも、相手を含めて18人必要だ。

 スポーツが好きな人間が、スポーツが出来なくなってしまうという状況を考えるととても恐ろしい事のようである。金銭面、生活面、肉体面など理由は様々。

 そんな私は、いつまでもスポーツが出来るように、本格的にゴルフを始めることにした。

 

 本格的、と書いたのは、以前に練習場に出向いたことがあり、その際に恥ずかしながら上手くならないだろうな、と思ってしまった。さらに、金銭への負担が大きい、というのもあった(当時は大学生)。それ以来、友人と一緒に練習場に行くことはあったが1人で行く事は無かった。

 それでは、どうしてゴルフを始めるようになったのか?

 社会人になって金銭的に余裕ができたというのもあるが、先ほど書いたように野球やソフトボ―ルだと人数が集まらない事や、周辺に球場が無い事もあり得る。さらに、すでに一度右肩を壊しているのでいつ投げられなくなるかわからない。だが、なによりも感じていることは、「何歳になっても出来るスポーツ」である、という事だ。

 

 「生涯スポーツ」という言葉をご存じだろうか。調べてみると、”その生涯を通じて、健康の保持・増進やレクリエーションを目的に「だれもが、いつでも、どこでも気軽に参加できる」スポーツ”とある(wikiより引用)。健康を目的に行うスポーツ、という事で文部科学省も推奨している項目の一つだ。

 職業としてのプロスポーツ選手は大いに尊敬に値するが、それと同じくらいに、年を重ねてもスポーツをしている方々を見て、すごいと感じてしまう。

 例えば、陸上マスターズの100m走だと、100歳以上の部の日本記録は29秒83、砲丸投げ80歳以上の部は10m51cm、といったところ。自分に置き換えてもなかなか想像できない。肉体に限界や不可能はない、そう思わせてくれる素晴らしい記録だ。

 そういったように、「何歳になっても出来るスポーツ」として陸上があり、ゴルフもまた年を重ねてもプレーできるスポーツの1つだと思う。

 

 自分にとって、生涯で付き合いたいと思えるような事がスポーツであり、そこに野球・ソフトボールとならんでゴルフが加わっていく。健康のためと同時に、向上心を持って少しでも継続できるようになれば自ずと「生涯スポーツ」にできるようになる。野球・ソフトボールもどれだけ続けられるかわからないが、継続する、というのが大事なことなのであろうか。